私のカート奮闘記 松木選手の場合

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現在51歳 自分では普通のオジサンと思っている・・・

48歳になるまで、女にモテると勘違いしながら、スーパーカーに乗っていた。
仲間の一人がレーシングカートなるものを私に見せびらかした。
遊園地のゴーカート気分でいざサーキットへ!

・・・10分後、気分が悪くなりダウン・・・
走行中、昼のカレーが食あたりではなく、胃から口まで逆流してきた為、ヘルメットの中はカレーのにおいで充満していた。

・・・これが私の初めてのレーシングカートとの出会いだった。

■初レース 2002年1月 NTC フレッシュマンレース(パンサークラス)

私はスピード感にはなれている。4,5回練習したので、初レース初優勝と自分で信じきっていたが・・・これが大きな間違い!!

タイムトライアルで大クラッシュ!前の車、後続の車にスピンしながらまるでピンボールの様に弾き飛ばされてガードレールに激突!

50のリアシャフトが90°近く曲がった・・・
(NTCではこの角度はギネスに載っている!?)

■努力・努力・努力・・・・

どうせ始めた事だからスーパーカーにさよならをしてレーシングカートに専念
鈴木コーチ(通称:鬼 もしくは猿)に個人レッスンを受け、週3回くらいは練習をした。70キロ近くあった体重は60キロにまで減量
(減量の最大のポイントはコーラとポテトチップをやめたこと)

■そして・・・ケガ・・・

1年間でアバラ2本を骨折:ケガの理由は未熟な為・・・
ただし仕事には影響なし!(花粉症の時期だけは要注意!くしゃみをすると痛いのなんのって・・・・)

■本当にあった笑い話

レース出場前日、練習で尾てい骨を打撲、医者に無理に頼み込んで骨に注射をしてもらうことになった・・・

付き添いの看護婦 「そばについてますから」

私の心の声 「ババア!あっちへ行け!」
尻は見せたくない・・・

いざ注射!針は痛かったが我慢は出来た・・・しかし、薬を入れた瞬間声は出なかった。でも何故か涙が一滴流れていた。(あの痛みは忘れない)

気がつくと・・・ババアの手をしっかりと握り締めていた・・・恥ずかしかった。

そして現在に至る!
フレーム:CORSE
エンジン:LEOPARD
レース経歴24戦5章6敗3分け??

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